8月26-28日ヴィヤガラーサナ徹底解剖2023パート1

 

コロナ禍を経て、4年ぶりに開講となった

待望のヴィヤガラーサナ徹底解剖講座。


お話も練習も熱く濃いものだったが、

マスター・スダカーが話してくれたお話から

感じたことを綴ろう。



もう5、6年以上前になるだろうか。

ヨガイベントのクラスを終えて帰ってきた

マスター・スダカーが

とても悲しそうだった。

 

(書いていいのか迷うが)

 

沢山のヨガの指導者と

ヨガの練習生が集まる

そのイベント会場で目にしたものは

マスター・スダカーをとてもがっかりさせるものだったのだ。

 

 

マスター・スダカーご自身がその師から教わった

厳しいけれども、大切な教えである“ヨガ”と

“ヨガを教えている”と思っている人がしていることとも

“ヨガをしている“と思っている人がしていることとも

別のものだと感じたから、だろう。

 

 

このままでは、

日本におけるヨガは廃ってくだろうし

危機感を感じた、と静かにおっしゃられていた。

 

 

ヨガを教える側、

ヨガを社会へと広げていく側の

ゴールに置いているものが高くないとき

その高くない志が、拡がっていく。

 

 

好きでヨガをしている

好きでヨガを教えている

私も最初はそんな一人だった。

楽しくて気持ちよくて、なんとなく素敵に見えれば

それで良いと思っていたし

それがヨガだと思っていた。

 

 

だから

ヨガによって

心身をより良い状態にしていけることなど

想像もしてなかったし

期待もしていなかった。

だから、マスター・スダカーが見せてくださるヨガの効能には

驚くばかりだった。

 

 

ヨガは、本当に、体に良いものだったのだ。

ヨガは、人との関わり方も変える。

ヨガは、表情も変える。

ヨガは、人生も変える!


 

知らなかったし

想像もしていなかったから

どれも新鮮に驚き、感動した。

 

ヨガについて、何も知らなかったのだと

自分の無知にうなだれた。

 

 

好きだから〇〇している。


私もそんな一人だから、皮肉なようだが、わかるのだ。

そんな人は信用に足らない、と。

 

今日の好きは
明日の嫌いにあっという間に変わる。

おままごとをしているようだ、と。

 

マスター・スダカーのように生きる人がいる、

そんな生き方があるという選択肢があることを知った分

少しは前進したのだろう。

ここからは、そんな人へと自分も変容していきたい。

 

 

また、かつて、シニアヨガ指導者養成講座のなかで

こんなことをおっしゃられたことも印象的だった。

 

 

がん病棟で働いている人たちの働きぶりを見てきなさい、と言われたことがある。

「がん病棟」というのは、

高度な医療を要する患者を診ている病院という意味なのだと思う。

 

人の命を預かる人々の働く様を見てきなさい、と。

それくらい重要なことをしている高い意識で

ヨガの指導者という仕事をとらえているのか?

人を助けよう、としている人が

どんなふうに日夜働いているのか知っているのか?と

問われたのであろう。

 

 

そして、また

恐怖に駆られて行動することも、違うのだろう。

恐怖をベースに生きているのと

愛情をベースに生きているのと

同じ行為でも

全く違うエネルギーを産む。

 

 

だからこそ

私たちは

Love & Care で生きるべきなのだ、と

 

そして、その資質を自分の中で少しずつでも

大きくさせていきたい、と心から思う。

 

 

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