7月Re Vison of Yoga 京都
ヨガの学びが進んでいくと
以前に師から学んだことと
相反することを言われる
そんな気がすることもあるだろう
例えば
「自分を信じなさい」という言葉と
「私のしていることはあっているのだろうかと我が身を振り返る」こと
それは一見すると相反しているようにも聞こえる
「私は、できるのだ、やれる」という自負
難しいことにも向かっていこうとする向上心
何かをするときに原動力となる
自分自身に対する自信や信頼
これらがなければ何かを成すことはそもそも難しく
私たちが最初に持っているべき基礎的なマインドセットでもある
しかし、一歩間違えて
私のやっていることは正しい
正しいヨガを学んでいるから他の人よりも賢いし、すごい
そんなエゴが増長されていけば
それは間違った方向に進み始めているに違いない
この細かな差異を
より正確に、より細かく仕分けていく
学びが深まれば深まるほど
師が指摘しているところは
似て非なるものの区別である
ヨガの幼稚園が
ヴィジョンオブヨガだとするなら
そこから一歩進んだところが
リヴィジョンオブヨガだ、と師は言う
身体の練習に、基礎があって
痛みを作り出さない体の使い方が身についていなければ
身体を強化していく練習を取り入れようとも
不可能であり、意味をなさなかったように
内面にも土台となるマインドセットが必要だった
土台の上にその先を積み重ねていくときは
気づきの段階を一歩引き上げていく必要がある
大きな筋肉を使うんじゃない
より微細なところへ働きかけなさい
味わいなさい
感じなさい
痛みと気づきを仕分けなさい
と、肉体の練習を通して師が伝えて下さったことを
自分の内側を見ていくために
それを使う時がきている
そして、何よりも
そんなヨガの学びが
ノートの上だけの学びに陥ることなく
日常に活かされていること
自分の人生は前よりも快適に豊かになっているか?
問われているのは、その点である
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