2023年1月29日ハタヨガ基礎講座

 

大人気講座の座・哲学講座

今回のタイトルは

「ヴィジョンオブライフ うさぎと亀 編」

 

卯年にちなんだ今年最初のハタヨガ基礎講座

昔話を思い出しながら、どんなお話の展開になるのだろう、と

オンラインでの講座に参加しましたが、

 

マスター・スダカーから

痛いところを的確に指摘して頂いて

痛いと言うより痛快な思いで終えた講座でした。

座・哲学講座の面白いところは

抽象的かつ普遍的なことを

わかりやすい例えで伝えて下さるところ。

わかる、それ私のことか、というのが満載です。

 

放っておくと、

怠慢でネガティブに陥りがちなことを自覚しているので

このように頻繁に、ヨガのお話を

耳に痛くてもなんでも

“聴く”ということが必要だと、今日も感じました。

 

一番印象に残ったのは

自分はうさぎ派か?それとも亀派?

ヨガ的にはどっちが正解だろう、
そんなありきたりな発想を裏切るように

こうおっしゃったことです。

 

「うさぎと亀、どちらが先にゴールするかは

昔話では亀だったし、実際にはうさぎかもしれない。

でも、大切なのは、うさぎも亀もこのレースに参戦しているからこそ

いつかゴールに辿り着く、ということ。

そもそも、レースに立つ、そして続けるということなくしては、

勝つことだって出来ないのだ。」

 

私たちはあらゆる場面、あらゆることで他者と自分とを

「比較をする」ことばかり。

そして、勝ち負けにこだわるあまり

もっと大切なことを失いがちだ。

 

“負けるのが嫌だから”なのに

自分には向いてない、

相手が悪かった、

状況がベストではなかった、

両親が、先生が、友達が、あんなことを言って傷ついたせいだ、とか

レースを降りる言い訳

またはレースに参戦しない言い訳を

もっともらしく語ってしまう。

それに同情したり

慰めてくれる人もいるだろう。

 

でも大切なことは

レースに参戦することだし

レースを降りないことだ。

 

比較や間違ったエゴを大きくするからこそ

本質からずれて行ってしまうのだ。

 

つまらないところでつまずくことなかれ。

自分はすごいんだとおごることも違えば、

私は出来ないんだ、と過小評価するのもまた
間違っているのだ、と。

 

 

続く

「ヴィジョンオブフロー Fly high 鷲編」

では、Vision of Asanaや、朝チャレンジの流れを汲んだ

上半身の上部にたっぷりと働きかける

マスター・スダカーならでは、の独創的なフロー

 

プルプルはあったけれども

上半身上部の強張りが解けていくフローでした。

 


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