中秋の名月の瞑想

関東の空にも中秋の名月が美しく輝いていた夜

マスター・スダカーの瞑想講座が開講され

300人以上もの方がオンライン ZOOMで参加した。

 

「瞑想しているのは一体誰なのか?」

そんな、わかるようでわからない

神秘に満ちた質問からクラスは始まった。

 

「地球という星に生を受けた私たちは

一体どこからやってきたのだろうか?」

 

「私たちは皆、子宮を通して

今世、地球に産み落とされた、というのなら

子宮に入る前は

一体どこにいたのか?」

 

言われてみたら「確かに」と思うが

考えたこともないような質問が飛び出し

また難解な問いではあるが

わからないながらも、なぜかワクワクする。

 

知りたいのだ、

そんな自分の生まれてきた秘密を。

 

感じたいのだ、

自分の源を。

 

こんなことを考える時間を持つことのできる

私たちは幸せだ。

 

 

「瞑想するとストレス解消になる」

「瞑想すると仕事で成功する」

巷で聞くそんなフレーズの枠の中では

おさまることのないスケールの話が続く。

 

宇宙へと拡がっていくのかと思えば、

自分の源へと戻ってくるという

無限の広がりをもつ

マスター・スダカーの瞑想講座は

本当に特別だ。

 

と、そんな幸せに浸っているうちに

クラスは、深いところへとぐんぐん進んでいく。

 

なんだか今日のマスター・スダカーは違う

そんなふうに感じる。

(いつも感じるのだが)

「プラナヴァ」と「プラナ」

この2つの間の強い繋がりこそが

マスター・スダカーが、疲れ知れずで

いつも輝いているその秘訣なのだと言う。

 

情報としてのみ、理解できる

実感としては、はっきり掴めてはいないが

何かすごいことを聞いているのだと感じる。

 

「プラナヴァ」とはプラナの源であり

また、不要なものを削除している、ということ。

 

「プラナ」とは最高のものを受け取る準備ができている、ということ。

 

呼吸がそこにあるなら、「プラナ」はそこにあり

「プラナ」があるなら、そこにはジヴァアトマ(ライフ)がある。

 

そして、瞑想をする理由とは

不要なものを手放している状態になるために

行っているのだ。

 

そして、不要なものを手放すなら

最良のものを受け取る準備ができている、そんな状態になるのだ。

 

そして、この不要なものとは何か?といえば

その最たるものが

「恐怖心」であり「怖い」という感情であり

それが生まれる思考パターンである。

 

そして、マスター・スダカーがよくおっしゃられるように

「起こること全てに良い理由がある

ならば、怖いことなどないのだ。

何があったとしても。

それを知っているでなく

心から感じているのなら

「怖い」を握りしめるはずは、ないのだ、と。

 

2ヶ月かけて

自分の中にある「怖い」が何であって

そしてそれを手放していきたいと思う。

 

瞑想では、おへそに意識を向けて、と

度々と言われるが、その理由や

蝋燭とお水を左右に行く理由など

次々と謎が解き明かされていった。

 

1時間とは思えない濃い座学のあとに、

いよいよマスター・スダカーのリードのもと

瞑想の時間がたっぷりとあった。

 

瞑想で起こる変化は

目に見える変化のようなものはないけれど

それは内側で確実に起きるのだ、という思いが

この講座を連続受講すればするほど

確信へと変わってきている。

 

次の瞑想は

朝チャレンジの期間中に

早朝の時間に開催される。


 

 

 

ワナカムヨガスクールの瞑想クラスはこちら

https://booking.vanakkamyogaschool.com/shopbrand/ct8/

 

 

 

Recommend Column

2月24日満月の瞑想講座 「大いなる力と繋がるには、どうしたらいいのか」 という質問が、瞑想講座のあとによくあるそうで、 それに関する回答を“トリグナ&rdqu‥ 続きを読む
200時間はヨガを指導するのに十分な時間か 「200時間はヨガを指導するのに十分な時間か」 巷でよく論議されるこの“200時間” 200時間の指導者‥ 続きを読む
先進国のヨガとインドのヨガ 以前、僕が教鞭を取っている香港や日本を含む先進国のヨガとインドのヨガがどう異なるかを問われたことがあります。 何人かの人は、先進国ではヨガはエクササイズの一環‥ 続きを読む