ハタヨガ基礎講座第3弾『ラーマーヤナへの招待状』
良質な物語を読む機会はとても大切である。
子供の頃、名作と言われるものを読みなさいと
親だったかに言われた記憶があるものの
いわゆる名作は
日本のものであっても
海外のものであっても
退屈だなと感じた。
でも、年齢が上がるにつれて
読めるようになると
読みにくさを超えたところに
面白さがあることを少しずつ味わえるようになった。
一見とっつきにくい古典と呼ばれるものも
意識して次世代へと
引き継いでいかなければ
世の中は
わかりやすくて簡単なもので溢れてしまうだろう。

今回マスター・スダカーが語ってくださった
『ラーマーヤナ』も
そんな古典の名作の一つでは、ないだろうか?
(名作以上の世界の二大叙事詩の一つである)
また、マスター・スダカーは
良きヒーロー像を
子供に教えてあげることも
親の役目だとおっしゃっていたことがある。
昨今日本の子どもたちが夢中になるような
戦隊ヒーローもキティちゃんも
女の子版の正義の味方も悪いわけではないけれど
おもちゃ会社の宣伝以上でも以下でもなく
そこに、生きるために大切なエッセンスが入っているかといえば
そうでは、ない。
子供と話すと感じるのは、
子供が慣れ親しむヒーローやヒロインは
人格形成や人や物の見方にとても影響しているということだ。
もし単純な善悪だけをとりあげるストーリーしか知らなければ
その子の中には
言葉や態度から酌み取る繊細な見方は育たず
わかりやすい、表面的な見方のみで留まってしまうかもしれない。
だからこそ、マスター・スダカーが語る古典の物語は
感性を育てるのにとても大切な時間だと思う。
本当は子供達にこそ聴いてほしい
マスター・スダカーが語る
『ラーマーヤナ』の物語だが
まずは、大人が触れておきたい。
人生を狂わすことになるのは
ほんの些細なプライドや下心からだったりするから
要注意だ。
次の『ラーマーヤナ』がテーマの機会があるなら
迷わず受講してほしい。
映画や小説が好きな方も
心から楽しめる時間であることで間違いない。

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